氏名

林 愛子

記入日

2009年8月31日(月)

 

シェムリアップに来て1ヶ月半経ちました!毎日、教会へ行く生活にもだいぶ慣れてきましたが、会計の仕事はまだまださっぱり。みんなに何度も同じことを聞いたり、それでもちゃんと理解できてなかったり、どうしていいのか分からなくなったり…。そんな毎日ですが、母と姉2人がカンボジアに来てくれました!!!半年ちょっとぶりに会うだけなのに日本で久々に会うのとは違いますね〜。空港で待っている時のドキドキ感、会えたときの感動!やっぱり家族に会えるって嬉しい!

 

母たちの滞在中、私もお休みをもらって、もう一人の派遣者の濱田麻里の活動先のシェルターに見学へ行ったり、ショファイユのシスターがしているプレスクールのあるプノンクラオムへおかゆを作りに行ったり、教会の活動地である水上村や農場に見学へ行ったりしました。

 

シェルターでは暴力にあうなど困難を抱えている女性や子供を一時保護、職業訓練などの自立支援を行っています。シェムリアップのシェルターはまだできたばかりでクライエントもまだ1家族だけでしたが、礼拝会のシスターと濱田さんに施設内を案内してもらいながら、いろいろ説明してもらいました。今はお菓子作りを始めていて、今後その販売をしていきたい、などの話を聞かせてもらいました。弱い立場の女性を支援することは本当に難しいそうで、自立を目的として一生懸命関わったとしても元の生活に戻ってしまったりするとか…。それでも弱い立場の女性が見捨てられることなく、ここでの活動が続けられることが女性にとって本当に救いで素晴らしい活動だなと感じました。

 

プノンクラオムでは材料のかぼちゃやにんじんなどを切って、おかゆの準備をしました。それから煮込んでいる間、文字の練習をしている子供たちの授業風景を見学して、いよいよそれが終ると70人くらいの子供たちにおかゆを配って、みんなで食前の祈りを歌って食べます!子供たちがおかゆを食べる前にきちんと手を洗って、食べ終わった食器を洗っている様子を見ると、カンボジアの普段の生活を考えるとシスターたちの指導が子どもたちにちゃんと身についていることにびっくりします。

 

水上村のあるチョンクニアはトンレサップ湖にあって、ボートに乗って行ってきました。ここの教会は隣に学校があって、毎週1回おかゆもしています。今回はチョンクニアにしか行きませんでしたが、ここよりまだまだ遠い場所にプレクトアールという水上村に教会があるのと、もう1ヶ所コンポンクレアンと言う水上村にも教会があってシェムリアップ教会は計3ヶ所の水上村で活動しています。

 

農場のあるペアスネインでは、ここで働いているフィリピンのレイミッショナリーに米やとうもろこし、果物の木がある農場を案内してもらいました。とっても広い農場ですが、さらに日本の「バッタンバン友の会」の援助でもっと広くなるそうです。ここでは、村から働きに来た人たちに農業の指導を行っていて、農作物の販売などをしています。

 

シェムリアップ教会は本当にいろんな場所で活動していて、母たちと一緒に行ったところ以外にもまだありますが、私がどんなところでどんな人たちとどんな風に働いているのか見てもらえて(といっても今は会計ですが…)よかったな、と思います。

 

それから、8月の終わりの出来事2つ…

1つは、プノンクラオムへ聖路加病院の医師、看護師さんが1つ目のグループは内科検診、2つ目のグループは歯科検診に来られていたので見学させてもらいました。100人以上の子供が集まってきて大変!去年のカルテを持って、身長・体重を測ったり、並ばせたり、先生たちも汗だくになって検診をしていました。中には怖がって泣き出す子がいたり、口をあけない子がいたり…それでもちゃんと終るからすごい!日本の医療関係者がカンボジアまで来て何かできることを!と思って子供たちを診てくれるなんて嬉しいな〜

 

もう1つは、ユースのミーティングに参加しました。まだまだ言葉が分からない私が参加してもいいのかな?と神父様に尋ねましたが参加することに意義がある!ということで行ってきました。150人くらいがバッタンバン教区のいろんなところから集まってきていました。着いた日には司教様も来られて、オープニングセレモニーがあり、次の日からはパウロ年の終わりにあたり、みんなパウロの劇や歌&踊りを披露しました。とにかく毎日、歌ったり踊ったり若者のパワーに圧倒されました。また、分かち合いや、自分の信仰について地区の代表者や神父様の発表があったり、神父様からパウロについての一問一答があったり多種多様な内容で、とっても楽しかったです。最後の夜には出し物やカラオケをして、みんなでとにかく楽しみました。そんなこんなで私の8月はあっという間に過ぎていってしまいました…。

 

inserted by FC2 system